開業後に行政書士事務所用の銀行口座を開くので、専用の銀行印を新たに作りました。せっかくなので私は認印もついで作っておきました。領収証や仕事で作成した書類などに押せて何かと便利なゴム印(親子印)も一緒に作るのがおすすめです。
今回は、私が行政書士事務所の開業準備として、どんなお店でどんなサイズ・書体の印鑑・ハンコを用意したのかを紹介します。
ちなみに、私はYahoo!プレミアム会員なので、今回紹介する印鑑はヤフーショッピングに出店しているお店で購入しました。
行政書士事務所専用銀行口座用の銀行印・認印
まずは銀行印・認印からです。銀行印は行政書士事務所を開業して開業届を出した後に、屋号付きの銀行口座を開くのに使います。認印は行政書士会へ提出する新規登録申請書や開業届や青色申告承認申請書など、色々なものに使います。
私が印鑑を買う時にお店を選んだ基準は
- 10年補償
- 希望のサイズ・書体がある
- 黒水牛の芯持ち
- 楽天市場でもYahooショッピングでもかなり売れてる
- 安い
正直こんな程度です。私は印鑑について完全に素人なので、とりあえず希望の材質とサイズと書体と10年補償があれば大丈夫かなと考えました。そのかわり、材質とサイズと書体はちゃんと調べて一般的な銀行印と認印を作りました。
小さい頃、家にいくつもハンコがあったのを見て「何でこんなに大きいハンコがいくつもあるんだろう?」「これ何て読むの?」とか思ってたものですが、
- 実印・銀行印・認印の区別がつきやすいように
- 実印や銀行印は偽造されにくいように、印相体のような複雑な書体で作る
など、色々と意味があるんですよね。
- 銀行印 13.5 印相体 姓(右から左の横彫り)
- 認印 12.0 古印体 姓(縦彫り)
私はこのようなサイズ・書体で銀行印と認印を作りました。
行政書士の職印を15.0のサイズで作るので(行政書士会によって推奨サイズの指定があると思うので確認して下さい)、銀行印はそれよりも小さいものを、認印は銀行印よりも小さいものを選びました。
書体は、銀行印は偽造されにくいよう印相体、認印は読みやすさ重視で古印体にするのが一般的なのでそれに従いました。職印は登録予定の行政書士会の推奨の通り篆書体で作ります。
文字の向きは銀行印は右から左の横彫り、認印は縦彫りが一般的です。
行政書士事務所用ゴム印
次はゴム印です。封筒や領収証や作成した書類などにいちいち事務所名・事務所所在地・電話番号などを手書きで書いてられないので、絶対に用意しておいた方がいいです。これも同じお店で買いました。
- 事務所名
- 行政書士 氏名
- 事務所所在地
- 電話番号・FAX番号
申請代理人やメールアドレスのゴム印も作るか迷いましたが、とりあえず開業準備としては以上の4段のものをとりあえず作りました。バラバラのものを組み合わせて使えるゴム印は、足りなければ追加で作れるのが便利ですね。
あとは、黒色インクのスタンプ台も購入しておきました。
行政書士職印
「あれ?肝心の行政書士の職印は?」と思った人もいるかもしれません。私は行政書士の職印は行政書士の新規登録申請後に用意しましたので、登録申請段階では買いませんでした。
私が登録しようとしていた行政書士会は職印のサイズが15mmが推奨されていたので、そのサイズを探してみたのですが、お店によっては職印は18mmや21mmからしか選択出来なかったり、そもそも取扱いがなかったりしたので選択肢がかなり狭くなってしまいました。
15mmで職印を作ってくれるお店も見つけたのですが、一応行政書士会に新規登録申請に行った時に聞いてからにしようと保留していました。あと、職印はやはりレビュー数も普通の印鑑に比べ圧倒的に少ないです。
恐らく大丈夫だろうとは思いつつも印鑑素人なので、行政書士の職印という大事なものを作るには慎重にならざるを得ませんでした。まあ結局は下記のインターネットのはんこ屋さんで注文するので全く問題なかったのですが…。
自分の登録申請しようと考えている行政書士会に職印の推奨サイズはあるのかどうかを問い合わせておくと良いですね。特になければ、個人的には行政書士の職印のサイズは15mmをおすすめしておきます。
篆書体で縦3行「行政書士 氏名 之印」と作ってもらいましょう。自分の行政書士職印が届いて実物を見るとやっぱり少しテンションが上りますね。早く使いたくなります。
「職印を作っても、それを実際に使うのはいつになることやら…」と思っている人もいるかもしれませんが、登録後に行政書士会へ提出する書類などで押す機会はありますのでご安心下さい。少なくとも「職印届」で誰でも1回は押します笑
行政書士事務所の開業準備については「行政書士開業準備の記事一覧」をどうぞ。