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【行政書士試験】勉強時間の目安は?合格には600時間必要?半年から1年はかかる?【独学・予備校】

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今回は行政書士試験の合格に必要な勉強時間の目安について考えてみようと思います。私も行政書士試験の受験生時代には「どれくらい勉強する必要があるんだろう」と気になって調べたりしていました。一般的には行政書士試験の合格には600時間くらいの勉強時間が必要とよく言われますよね。勉強期間でいうと半年~1年くらいがよく言われるでしょうか。

私が行政書士試験に独学合格するのに実際に費やした勉強時間と、各資格予備校や通信講座が出している勉強時間・勉強期間の目安も紹介します。

目次

行政書士試験合格に必要な勉強時間の目安

私の考える行政書士試験合格に必要な勉強時間の目安は最低300時間、出来れば500時間以上です。そしてこれを出来るだけ短い期間で達成するのをおすすめします。具体的には半年以内でスケジュールを立てるのがおすすめです。

もちろん個人差はあるでしょうが、最初にしっかりと調べた上で効率よく実力がつけられるよう勉強計画を立てれば、300時間で勝負になるレベルにまではギリギリ到達できると思います。安定して合格出来るレベルに達するにはもう少し上乗せが必要でしょう。

あと、私は「3ヶ月で合格」「6ヶ月(半年)で合格」といった勉強期間はそこまで重要ではないと考えています。例えば、2ヶ月で300時間勉強した人と、1年で300時間勉強した人だと、同じ300時間の勉強時間でも前者の方が実力がある可能性が高いでしょう。これを期間だけで見ると単に2ヶ月と1年となってしまいます。勉強期間よりも勉強時間を参考にしましょう。

他の記事でも書きましたが、基本的に勉強時間は多ければ多いほどいい、同じ勉強時間なら期間が短いほどいいです。

また、300時間より短い時間で合格というのは法律学習経験者か、試験本番の運などが相当良くないと普通の人には厳しいのではないかと思います。安定させるのは難しいと思います。もちろん最初の勉強計画はしっかりと立てた上での話です。

行政書士 勉強時間・勉強期間「独学で合格した私の場合」

私の行政書士試験合格までに費やした勉強時間は、「2年間で7ヶ月(1年目の本試験後から2年目の8月まで9ヶ月間のブランクあり)、720時間」です。ここからもう少し詳しく紹介します。

行政書士試験 1年目の勉強時間

行政書士試験受験1年目(2017年・初学者・独学)は8月から勉強開始しました。学習期間は3ヶ月ちょっと、試験日までに約300時間ほど勉強しました。

1年目の受験結果は、記述と一般知識で大失敗してしまった末、178点不合格でした。そして行政書士試験終了から次の年(2018年)の8月まで一度もテキストを開くことはありませんでした。半年くらいゆっくりしたら勉強再開しようと思ってたんですが、なかなか重い腰を上げることが出来ませんでした。

関連記事:行政書士試験 不合格体験記(178点・独学)と敗因分析【平成29年度(2017)】

行政書士試験 2年目の勉強時間

行政書士試験2年目も8月から勉強を始めました。独学で学習期間は3ヶ月ちょっと、勉強時間は420時間ほどです。

1年目の不合格後、あまりにも勉強再開のモチベーションが湧かないので、5月にこの「行政書士試験178点からのリベンジ!ブログ」を始めたのですが、結局、さらにそこから8月になるまで勉強は再開できませんでした。これは個人の性格の問題だと思います…。

行政書士試験受験後に法律の勉強を完全にストップしてから9ヶ月近く経ってましたので、中々モチベーションが上がらないのと「去年結構やったから大丈夫かな?」という気持ちもあり、8月はあまり勉強出来ませんでした。

9月からはスケジュールを立てて、大体休みの日は8~10時間、それ以外の日は4時間前後だったので、週に40時間程度の勉強時間でしょうか。9月から行政書士試験の試験日まで約10週間とすると、400時間ほどの学習時間になりますね。

そこに8月分の勉強時間(行政法テキスト1周20時間、憲法条文は1時間もやってないと思います)を加えると、420時間ほどになると思います。

勉強開始時期が遅かったのと、意外と民法の仕上がりが悪くて焦ったのが理由で、前年よりも勉強時間をたくさん取るようにしました。1年目も2年目も予備校の答練や市販の予想模試も利用していません。

関連記事:平成30年度行政書士試験の対策 独学の学習期間、学習時間、勉強計画(使用した参考書・問題集なども)

行政書士 勉強時間・勉強期間の目安「予備校・通信講座」

行政書士試験の合格にはだいたい600時間くらい必要という意見をよく目にします。私も受験勉強を開始する前から600時間くらいが勉強時間の目安らしいと何となく知っていました。しかし、どこでそう言われているのかと聞かれると微妙なところでした。

そこで、各資格試験予備校、通信講座の考えている勉強時間と勉強期間を実際に調べたので紹介しておきます。具体的に500時間などの勉強時間を挙げているところもあれば、そこは明言せず勉強期間だけを書いているところ、何も書いていないところがありました。

※最新情報は各予備校・通信講座のホームページで確認して下さい。必要な勉強時間・勉強期間を何も書いていない予備校は、講座のスケジュールから判断しました。

伊藤塾 6ヶ月~

「合格講座 速修生」は、学習期間を約6ヶ月で合格できる専用カリキュラムをイチからつくり上げ、短期合格専用の指導方法をとっています。そのため法律初学者や忙しい社会人でも無理なく安心して合格まで辿り着くことができる講座です。

伊藤塾「行政書士 合格講座 速修生特集」

伊藤塾は「「時間のない社会人」向けの行政書士試験対策講座の決定版!合格講座 速修生」で勉強期間6ヶ月となっています。

TAC 5ヶ月~

TACの行政書士試験講座のページに学習期間の目安が表示されています。

短期集中型の速習コースのベーシック本科生が「5~7ヶ月」、プレミアム本科生が「7~13ヶ月」です。

LEC 9ヶ月~

LECは必要な勉強時間・勉強期間ともに明示されていませんが、スタンダード講座のスケジュールから考えると勉強期間は9ヶ月~になります。

また、LECには有名な横溝講師の「横溝プレミアム合格塾」があります。こちらは1年間みっちり勉強するスケジュールになっています。

クレアール 8ヶ月~

クレアールは必要な勉強時間・勉強時間ともに明示されていませんが、初学者対象の「カレッジコース」のスケジュールから勉強期間は8ヶ月~になります。

資格★合格クレアール
クレアールは独自の「非常識合格法」「合格ナビシステム」により科学的・合理的・経済的に資格試験の合格を目指します。

資格スクエア 5ヶ月~

資格スクエアは行政書士試験に必要な勉強時間・勉強期間ともに明示されていませんが、「行政書士合格パック」の配信スケジュールを参考に5ヶ月~としました。

アガルートアカデミー 700~800時間

結論から言うと,700~800時間くらいが目安です。

アガルート「行政書士コラム|行政書士試験合格のための勉強時間」

アガルートは700~800時間を行政書士の勉強時間の目安としているようですね。

難関資格試験の通信講座ならアガルートアカデミー

フォーサイト 300時間~500時間、800~1000時間

法律の学習経験がある人なら、予備知識があり、法律に触れることにも慣れているため、平均的に約300~500時間程度の学習時間で合格ラインに到達できると考えられますが、初めて法律を学ぶ人が独学で勉強する場合には、合格に必要な学習時間は平均的に約800時間~1000時間程度

フォーサイト「行政書士に合格するための勉強時間は?」

フォーサイトは法律学習経験者は300~500時間、法律初学者は800~1000時間を必要な学習時間としているようです。

ユーキャン 500~600時間、800~1000時間

具体的なトータルの勉強時間でいうと、法律の知識がある方でも、計500~600時間、勉強経験のない方がゼロから挑戦した場合で計800~1,000時間ほど必要とされています。

ユーキャン「行政書士試験は独学でも受かる?合格するために必要な勉強時間の目安」

ユーキャンは法律学習経験者でも500~600時間と設定されています。個人的には少し長めの勉強時間に設定されていると感じます。

最後に「半年くらいの期間で600時間くらいが目安になってることが多い」

予備校や通信講座・受験生ごとに行政書士試験に合格するのに必要だと考えている勉強時間は違いますが、だいたい300時間~1000時間の間に収まっていると思います。勉強期間は半年~1年の設定が多いですね。自分の行政書士試験の勉強計画(スケジュール)を立てる時の参考にして下さい。

行政書士試験対策におすすめの参考書・問題集・過去問集、勉強法・勉強計画、私の行政書士試験受験体験記(178点不合格、234点合格体験記両方アリ)は、こちらの「行政書士試験対策・受験体験記」で全て公開しています。

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