行政書士試験が実施されましたね。受験された方、お疲れさまでした。今年度の行政書士試験の難易度はどうだったでしょうか。
今回の記事では、行政書士試験が終わった後にやること・おすすめの過ごし方を紹介します。試験後は試験結果はもちろん、行政法・民法の記述式問題の出来が気になったり何かとソワソワしますので、今回紹介するようなことで少しでも気持ちを落ち着かせましょう。
試験前日にやることなどをまとめた記事はこちら:【行政書士試験】試験前日から試験当日の試験終了までの注意点など
行政書士試験解答速報でマーク式の問題、記述式の自己採点をする
行政書士試験が終わったその日のうちに、LECやTAC、伊藤塾、アガルート、フォーサイト、大原などの資格予備校の解答速報が次々と発表されます。まずはそれらを見てマーク式の自己採点をしましょう。各資格予備校で解答が割れる問題もありますので、複数の予備校の解答速報を参考にするようにして下さい。
人によっては、一般知識で足切りになってしまわないかとドキドキものでしょう。ここで180点を超えてるとマークミスがない限りほぼ合格が確定するので安心感がグッと増します。160点台ではまだまだ記述の出来次第です…(記述抜き164点で不合格経験者)。
記述式の解答例と配点も資格予備校の解答速報に載ってるので、そちらの自己採点もしてみましょう。各予備校によって配点が違ったりもしますので、何パターンか予想得点を出してみるといいですね。私はLEC、TAC、伊藤塾を参考に自己採点しました。結果的に没問になる問題が出たこともあり、予備校間でも解答が割れていました。
LEC、TAC、アガルート、資格スクエアなどの資格予備校の記述式採点サービスに申し込む
LECやTAC、アガルート、資格スクエアなど、各資格試験予備校はマーク式・記述式の解答速報だけでなく、記述式の解答を無料で採点してくれるサービスがあります。自分の記述式の点数がどのくらいになりそうか、参考にするために利用するのをおすすめします。
予備校間で採点結果の差も結構あるようですし、そこまであてにはならないとは思いますが、自分の予想得点や行政書士試験センターの実際の採点との比較が出来るので面白いと思います。
一般的に、LECの採点は本番よりも少し厳しめ、TACなどその他の予備校の記述採点サービスは本番より少し甘めの点数で返ってくることが多いようです。
私は1年目にLECの記述式採点サービスのみ利用しました。LECの採点結果はなんと4点でした笑。本番の行政書士試験センターの記述式採点では14点で、マーク式との合計178点で不合格でした。
2年目の行政書士試験では、記述式は大体ちゃんと書けたのと、法令のマーク式でもちゃんと点が取れていると思っていたので予備校の採点サービスには出しませんでした。今思うと記事のネタにもなるし、いくつか出しておけば良かったなと思います。
もし、択一の自己採点と記述式の出来具合から「今年は厳しそう」という人で、次の年は予備校講座の利用を考えている人は、奨学生試験を受けると良いと思います。
例えば、LECなんかは試験結果により100%~20%の割引きが受けられます。100%は1位の人だけなので厳しいですが、上位10%で70%割引、上位50%でも40%割引が受けられますので予備校利用を考えている人は受けておいた方が良いでしょう。20%は受験者全員だったと思います。申し込み期間が決まっているので注意して下さい。
主な資格予備校
【伊藤塾】『行政書士』になるなら法律資格専門の受験指導校・伊藤塾!
【LEC】LECの行政書士サイトはこちら
【アガルート】難関資格試験の通信講座ならアガルートアカデミー
解答速報・本試験講評動画・無料成績診断の情報などをチェックしましょう。
各予備校の行政書士試験講評&解説動画や本試験詳細解説会(分析会)に参加する
行政書士試験後、各資格予備校の講師が講評&解説してくれる動画がYouTubeにアップロードされますので、それを見るのも面白いです。また、LECの本試験詳細解説会(分析会)なども開催されますので、興味のある人は参加してみるのもいいと思います。
- 本年度の行政書士試験は難しかったのか
- 出題の特徴&合格率・合格者数予想
- 無料採点サービスに申し込んだ人の平均点と過去の試験の平均点との比較
- 各問題の解答解説
- 記述式の部分点の配点と記述採点の厳しさ予想
- 講師による本試験講評まとめ
などが定番の内容でしょうか。
私は各予備校の行政書士試験講評動画や本試験解説会・分析会の動画をいくつか見て、「えー、あの一般知識の問題が易判定なの?」「記述式の減点厳しくない?」「今年は合格率10%くらいかな」とか思いつつ楽しんで見てました。
本試験後は手持ち無沙汰になるので、こういう動画で暇を潰せるのは結構ありがたかったですね、気が紛れますし。実際の行政書士試験本試験分析会や詳細解説会に参加したりはしませんでした。
予備校の解答速報で自己採点した後は
予備校の解答速報で自己採点をし、記述の大体の出来が把握できたら自分の合格可能性がある程度わかると思います。自分の合格可能性別に、その後の過ごし方のおすすめが変わってきます。別に記事を書いていますので参考にして下さい。
関連記事:【行政書士試験 自己採点】合格可能性別、合格発表日までのおすすめ過ごし方【合格濃厚・不合格濃厚・記述採点次第】
最後に
これから1月末の行政書士試験の合格発表日まで、ソワソワというか、モヤモヤというか、色んな感情で待ち続けることになる人もいると思います。試験結果は待ち遠しいですが、こればかりは自己採点や予備校の本試験解説会の動画見たりしつつ、我慢して待つしかありません。
私も自己採点の結果、合格するかどうかが本当に微妙だった1年目の行政書士試験の受験後は、合否発表日がかなり待ち遠しかったです。結果はこのサイトのタイトルの通り、見事178点で不合格でした笑。
自己採点の結果、合格の可能性が高い人・不合格の可能性が高い人・記述式次第で全然予想がつかない人も、少し休んだらすぐに次の目標を決めて新たなスタートを切りましょう。
関連記事:【行政書士試験 独学】おすすめ勉強計画、参考書・問題集・過去問、合格に必要な勉強時間など【予備校講座】
行政書士試験対策におすすめの参考書・問題集・過去問集、勉強法・勉強計画、私の行政書士試験受験体験記(178点不合格体験記、234点合格体験記両方アリ)は、こちらの「行政書士試験対策・受験体験記」で全て公開しています。
行政書士事務所の開業準備については「行政書士開業準備の記事一覧」をどうぞ。