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【行政書士試験】資格予備校 or 独学 どっちで合格を目指すか。おすすめの決め方

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行政書士試験の受験を考えている方の中には、「予備校使った方が合格しやすいのかな?」「独学でも大丈夫かな?」と、どちらにしようか悩んでいる人もいると思います。

今回は、行政書士試験合格を目指して勉強をスタートする時、予備校が良いのか、独学が良いのか、どっちを自分が選ぶべきかの決め方を紹介します。

目次

行政書士試験は予備校講座を使わないと合格出来ない?独学は難しい?

そもそも、行政書士試験に予備校講座は必須なのか、独学合格は難しいのかという疑問がある人もいると思います。

結論としてはもちろん、「行政書士試験は独学でも十分合格出来る」というのが私の考えです。

現に私は完全独学で行政書士試験に合格出来ていますし、私の周りにも独学合格者は何人もいます。ネットで調べても独学合格の例はたくさん見つかるでしょう。

独学で行政書士試験に合格出来るなら予備校講座は必要ない?

では、予備校講座は誰にとっても必要ないのでしょうか?

独学は費用も予備校に比べて圧倒的に少なくすみますし、お金の無駄のようにも思えます。

しかし、この問いへの私の答えは「人によっては予備校を利用する方が合っているということが十分に考えられるので、絶対に不要とまでは言えない」というものになります。

予備校利用・独学のメリット、デメリットなどを見ていきましょう。

行政書士試験 予備校講座利用・独学のメリットとデメリット

予備校利用のメリット

  • 使用教材や学習スケジュールなどの勉強計画に悩む必要がない
  • 法改正にも自動的に対応
  • 講義で学べるので難しい単元でも挫折しづらい
  • 担当講師に質問等が出来る
  • 受験仲間が出来る

予備校を利用する主なメリットはこのようなものでしょうか。

教材から学習スケジュールまで予備校側が全部決めてくれますので、与えられたものを信じて頑張るだけです。講義を何となく受けるだけという受け身の姿勢はいけませんが、基本的には予備校に全部お任せでOKなのは安心ですね。独学では少し注意が必要な法改正への対応ももちろんしてくれます。

特に、「独学ではダラケてしまったりサボってしまう」という人にとっては、予備校をペースメーカー的に使うのは非常に有効な手です。

一般的に予備校講座の受講生の合格率は、カウントの仕方にもよりますが行政書士試験全体の合格率の数倍はありますので、そこに安心感を感じる人もいると思います。予備校の講座を取るような人は、本気で勉強している人の割合が多いです。

通学を選択した人の中には、予備校時代の受験仲間と開業後も連絡を取り合ったりしてる人もいますね。

予備校利用のデメリット

  • 独学に比べて費用がかかる

一番のデメリットは費用がかかることでしょう。どんな講座を取るかにもよりますが、独学の2倍~数倍はかかります。というか、費用がかかる以外にはデメリットはほぼないのではないかと思います。

人によっては「高いお金払ったんだから落ちられない!」と逆に気合が入るかもしれませんね。その場合はデメリットとは言えないと思います。

独学のメリット

  • 自分で好きな教材、学習スケジュールを考えて勉強出来る
  • 予備校に比べると費用がかなり安い

独学は以上の2点が大きなメリットです。

最初に十分調べて教材を揃えればかなり安くすみますし、しっかり計画を立てれば効率よく勉強を進めていくことも可能です。

あと、自分で決めたことを勉強出来るので気楽といえば気楽です。私には独学が合っていました。

関連記事:【行政書士試験】独学合格までにかかった費用を全て公開します【テキスト代など】

独学のデメリット

  • 自分の勉強法が正しいのか、使用教材は問題ないのか不安になる場合も
  • 効率の悪い計画を立ててしまっても気付きにくい
  • 分からないところは自分で調べて解決しないといけない
  • 完全に自分次第なので、モチベーションの保つのが難しい人も

独学はテキストや問題集・過去問集などを選んだり、どういうスケジュール・優先順位で勉強していくかなどの基本戦略を自分で全て決めなくてはいけないので結構大変です。

私はこういう事を考えるのが好きなタイプなので問題ありませんでしたが、ごちゃごちゃ考えるのは面倒という人には向いていないかもしれません。(このサイトの記事などを参考にして頂いたら、かなり楽に計画は立てられるとは思いますが…)

関連記事:【行政書士試験 独学】おすすめ勉強計画、参考書・問題集・過去問、合格に必要な勉強時間など【予備校講座】

ある程度自分を管理されないとモチベーションが保てなくなる人(すぐサボってしまう人など)には、独学は少し難しいと思います。安定して試験で得点出来るような実力をつけるには、やはり勉強の質だけでなく、量も必要になってきますので。

目標は行政書士試験合格 「予備校or独学」可能性が高いと思ったほうを迷わず選択しよう

多くの方の目標はあくまで「行政書士試験合格」だと思います。

予備校利用・独学のメリットとデメリットを吟味した上で、どちらがより自分に合った方法か、合格までにかかる費用の許容範囲や、どちらの方が自分にとって合格出来る可能性が高そうな選択か等をよく考えましょう。人それぞれ好みや性格は違いますからね。

そして、自分の出した結論が予備校の講座利用だったら予備校、独学だったら独学を迷わずに選んで下さい。目標達成の可能性が高い方を選択するのは当たり前のことです。1年でも早く合格したい人は特にですね。

合格までにかかる費用のことは必要以上に気にしない方が良い

もちろん、「独学で十分合格出来そう」と感じているのに、無理に予備校講座を受講する必要は全くありません。しかし逆に、「予備校が自分に合ってそう」「独学ではやりきる自信がなくて不安」と感じているのに、必要以上にお金をケチって無理に独学にする必要もありません。

自分が安心して勉強できる環境はかなり大事だと思いますので、よく考えて決めたいですね。

私は行政書士試験は十分独学で合格出来そうと考えていたのと、講義を受けるというスタイルよりも、テキストを読むという独学の勉強スタイルが好きだったので、独学で勉強することを選びました。

そして、最初にテキスト選びや勉強計画をしっかりと立てて、「これをやり切れば合格出来るだろう」と不安要素を出来るだけなくしてから勉強をスタートさせました。

しかし、私がもし司法試験予備試験を受験する場合、予備校の講座を絶対に利用すると思います。それは、予備校を利用して得られる効果(メリット)と、独学という(私にとって)快適な学習環境を天秤にかけた時、予備校の方が勝つだろうと考えているからです。今挑戦中の司法書士試験でも、これから計画を変更して予備校を利用した方が良いと感じれば、迷わずに受講するつもりです。

自分で色々と考えた上で、「予備校を利用した方が良いな」と感じたら躊躇なく利用することをおすすめします。何も考えず、何となくで決めるのはあまり良くないと思いますね。

もし私が予備校を利用するなら…

他の記事でも書きましたが、もし私が予備校の講座を利用するなら、伊藤塾の平林講師かLECの横溝講師の授業が受けられる講座を選びます。

理由は平林講師の本が分かりやすくて良かったことと、平林講師は伊藤塾の行政書士試験講座の講師をしながら司法書士試験にも合格し、現在予備試験にも挑戦中という向上心のある人かつ、講師経験・受験経験・法律の学習経験豊富な講師だからです。

関連記事:行政書士試験 独学 おすすめテキスト「うかる!行政書士 民法・行政法 解法スキル完全マスター」平林勉/伊藤塾

行政書士試験の有名予備校講師といえばLECの横溝講師なので、そちらが候補に入る人もいるかと思います。長年の実績と経験はやはり強いのではないかと思います。

また、予備校の講座は不要と考えている人でも、試験慣れをしたいという人は模試や答練のみ利用するという使い方も良いでしょう。

行政書士試験対策におすすめの参考書・問題集・過去問集、勉強法・勉強計画、私の行政書士試験受験体験記(178点不合格、234点合格体験記両方アリ)は、こちらの「行政書士試験対策・受験体験記」で全て公開しています。

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