前回の記事で司法書士試験に向けてのある程度の計画を立てました。
今回は、司法書士試験の勉強を進めていく上で、個人的に注意しないといけないと感じている点をまとめておきます。勉強計画の補足みたいなもんですね。
前回の記事:2019年度 司法書士試験合格への学習計画、学習時間、教材(基本テキスト、過去問)選び
司法書士試験の勉強の注意点
私が司法書士試験に向けて2年とか3年計画で勉強するなら、間違いなく「ブレイクスルー」と「合格ゾーン 全年度」この2つの完全マスターを目指します。それに加えて学者の基本書なども読むと思います。
しかし、そんなことをやっていると間に合わないので、勉強計画の段階でしっかりと注意点として頭に入れておきます。
テキスト・基本書は手を広げない
これは本当にやってしまう可能性が高いので気をつけたいのですが、テキスト類は出来るだけ最初に計画したものだけを完璧にすることを目標に勉強していきます。
行政書士試験では、試験までの時間がない&完全にオーバーワークなのに行政法のメインテキストに「行政法 第5版(サクハシ)」を使ったり、憲法で「憲法学読本 第3版(私が読んだのは第2版)」を読んだりしてしまい、時間を無駄にしてしまいました。
この失敗は司法書士試験では絶対に避けたいです。
具体的には、
- 会社法の勉強で「会社法 第4版 (LEGAL QUEST)」をメインに据える
- 商業登記法の勉強で「商業登記ハンドブック〔第3版〕」をメインに据える
この2点です。
上記の2冊は本当に定評のある本なので読んだら絶対に自分のプラスになると思いますし、合格後など、最終的には絶対に読むことにはなる本だと思います。司法書士試験の合格者でおすすめしている人も結構いますよね。
しかし、私はかなりカツカツの学習期間を設定していますので、この2冊をちゃんと消化する時間は取れないと思っています。
一応購入して、分からないところだけ調べるという使い方はするかもしれませんが、メインで読み込むという使い方は絶対にしないように気を付けます。
司法書士試験過去問の使い方、どのくらいの年度を解くか
色々と調べていると合格者の方でも、「合格ゾーン」の全年度を何度も解いたという人はそこまで多くなさそうです。
「合格ゾーン」はものすごい量の過去問が載っている司法書士試験対策で定番の過去問集ですが、
- 「直近15年だけやった」
- 「苦手な部分だけ全年度やった」
- 「20年分だけ」
など、意外と全年度解いてない合格者もいるようです。そりゃそうですよね、あんな量の過去問を全部何度も解いてる時間なんて普通はないでしょうし。
「あれ?せっかく網羅性最強の合格ゾーンを使っても結局15年とか20年分しか解かないんなら、最初から重要な問題だけをプロがピックアップしてくれてる過去問集使った方が絶対効率良いよな」
私はこう感じたので、計画通りメイン4科目の過去問集はオートマ過去問か伊藤塾セレクションを使うことにします。(追記…オートマ過去問にしました。)
最後に
基本的に私は「出来るだけ網羅性の高い勉強」をしたがるタイプなので、こうやって事前に注意しておかないとホイホイ手を出して失敗しまうことが目に見えています(笑)
私は2018年11月中旬に勉強をスタートし、2019年の司法書士試験で一応勝負出来るレベルまで持っていきたいのでグッと我慢します。
2年目の勉強計画の記事:2020年(令和2年)度 司法書士試験 独学合格への学習計画2、学習時間、使用教材(基本テキスト・参考書、過去問)選び