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【行政書士試験 一般知識対策】基準点足切りを回避するために絶対にやるべきおすすめの勉強(文章理解・情報通信・個人情報保護)

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行政書士試験には法令、一般知識ともに基準点が設けられていて、それを下回ると足切りとなり、問答無用で即不合格になってしまいます。私もそうでしたが、行政書士試験の受験生には「法令でちゃんと得点出来ても、一般知識で足切りになるのではないか」という不安がつきまといます。

「民法や行政法などの法令はしっかりと得点でき、総合点でも合格基準点の180点を超えているのに一般知識で足切りになってしまい不合格…」

こういう人が一定数います。出題運により、常識で正解出来る問題も出たりする一般知識ですが、とにかく足切りにならないことが大切です。また、一般知識の対策として、何でもかんでも手を出しすぎるのも効率が悪いです。

今回は、行政書士試験の一般知識で足切りにならないために、最低限やっておいた方が良い勉強を紹介します。

関連記事:【行政書士試験対策】科目別目標得点と基本戦略

目次

行政書士試験 一般知識の足切りになる基準点は?

  • 政治・経済・社会:7問
  • 情報通信・個人情報保護:4問
  • 文章理解:3問

行政書士試験の一般知識は上記の出題範囲から全14問出題され、1問4点の全56点、足切り基準点をクリアするためには14問中6問以上正解、つまり24点以上得点する必要があります。

行政書士試験 一般知識で基準点足切りにならないためには何を勉強すればいい?

行政書士試験の一般知識対策として必ず勉強するべきなのは文章理解・情報通信・個人情報保護

一般知識では24点以上得点して足切りを何としても回避する必要があるのですが、対策を立てやすい(点数を取りやすい)科目・立てにくい科目があります。例えば、政治経済社会対策としてやみくもに高校レベルの政治経済の参考書や、ニュースなどを勉強しても点数には繋がらないことが多いです。やったことがほぼ出ませんからね。

行政書士試験の一般知識で足切りにならないための対策で、一番効率が良い(時間対効果が高い)のは

  • 文章理解
  • 情報通信
  • 個人情報保護

この3つで5~6問確実に正解するのを目標に準備しておくことです。

この3科目で6問正解出来れば、それで一般知識の基準点足切りを回避出来ます。もし5問正解でも、残りの政治・経済・社会の7問中全て不正解というのは多分あまりないはずなので、高確率で足切りを回避することが出来ると思います。

行政書士試験は一般知識の政治・経済・社会は勉強しなくてもいいの?

政治・経済・社会の分野は範囲が広すぎるので、事前に勉強したことが出る可能性がかなり低いです。個人的には、今の行政書士試験の対策でここに時間を使うのは殆ど無駄だと思っています。

行政書士試験の一般知識対策として普段からニュースを見るとか、公務員試験用の社会科学のテキストや『速攻の時事』のような時事問題対策テキスト、高校のセンター試験用の現代社会や政治経済のテキストを読むなどがよく言われますよね。

しかし、最近の行政書士試験の一般知識にはそういった「典型的な政治経済の問題」は、ほぼ出ないのであまり勉強する意味はないと思います。その分、法令科目の勉強にあてた方が行政書士試験合格に近づくはず。

政治・経済・社会の勉強が全く意味がないとは言いませんが、優先度は行政書士試験の全科目中最下位だと思います。(言うまでもなく、優先度のトップは行政法と民法です)

関連記事:【行政書士試験 法令・一般知識】勉強の優先順位 効率よく合格レベルに達するためには、どの科目を優先して勉強すればいい?

とはいえ、私も毎日ニュースサイトは必ず見ますし、この記事を読んでいる方の中にもニュースを読むのが習慣になっている人は多いと思います。

別にそれを時間の無駄だからやめろというのではなく、「行政書士試験の対策としてニュースを読む」という意識は不要ということです。肢がいくつか切れたり、正解出来る問題が出たらラッキーくらいに思っておくといいでしょう。

実際、ニュースをちらっと読んだ程度の知識では、実際の問題を確実に正解出来ることは多くはないでしょう。「あー、これニュースで読んだ(見た)ことあるわ。正解は分からないけど」程度です笑

もちろん、常識で解ける問題やその場でしっかり考えれば解ける問題などが出ることもありますので、政治・経済・社会の勉強は民法・行政法などの法令科目や文章理解・情報通信・個人情報保護の対策が終わって、「もう本当にやることないな」というレベルに達しているならやってもいいかなという感じです。

行政書士試験 一般知識対策 文章理解のおすすめ参考書・問題集

行政書士試験の文章理解はそんなに難しくないので、人によっては対策せずとも3問正解が簡単に取れるボーナス科目だと思います。私も文章理解は特に何も対策はしませんでしたが、2年連続全問正解でした。

各自、過去問を見て対策が必要なレベルの問題かを判断して下さい。

対策をする場合は、やはり公務員試験の文章理解の参考書・問題集が一番効果的かなと思います。特に、民法の対策でも紹介している「スー過去」の文章理解がおすすめですね。ただ問題が載っているだけではなく、解き方などもしっかり学ぶことが出来ますので、文章理解が苦手な人はこのスー過去で練習しましょう。

文章理解で3問取れると一般知識の足切り回避がぐっと近づきかなり安心感があるので、確実に取れるようにしたいですね。本番では時間に余裕を持って解けるように解く順番を考えましょう。私はまず記述式の問題、その後に文章理解、次に残りの一般知識→法令科目と解き進めました。

行政書士試験 一般知識対策 情報通信

情報通信は、IT系の知識がどれだけあるかによって対策が必要かどうかが変わってきますが、IT用語の問題が出たら確実に取っておきたいですね。

総務省「国民のための情報セキュリティサイト」の用語辞典」こちらのサイトに基本的なIT用語が載っているので知らないものはチェックしておくと良いと思います。ちなみに行政書士は総務省が認定団体です。

行政書士試験 一般知識対策 個人情報保護

個人情報保護は出題範囲が決まっているので、絶対に対策した方がいいです。過去問に加え、条文を必ず読みましょう。LECや合格革命の基本テキストを持っている人は、そちらも併用すると良いでしょう。

  • 個人情報の保護に関する法律
  • 行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律

 私は以上の2つの法律の条文をe-govからダウンロード・印刷して読みました。条文数もそんなに多くないので、しっかりと読み込みましょう。

最後に

行政書士試験の一般知識の基準点足切りを回避出来るかどうか不安な人も多いと思いますが、文章理解と情報通信・個人情報保護で5問以上確保するのを目標に対策をしましょう。

むやみに政治・経済・社会を勉強するよりも、確実に足切り回避することが出来ると思います。

また、試験にはある程度の出題運が絡んでくるのは仕方のないことです。この記事で紹介したこと以上には、行政書士試験の一般知識はあまり深入りせず、民法や行政法などの重要科目をしっかりと勉強することをおすすめします。

関連記事:行政書士試験 独学 民法のおすすめテキスト・問題集「公務員試験 新スーパー過去問ゼミ 民法(スー過去)」択一も記述もこれでOK

行政書士試験 行政法のおすすめテキスト「国家試験受験のためのよくわかる行政法」択一も記述もこれ1冊でほぼ完成します。

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一般知識以外のおすすめ勉強計画は【行政書士試験 独学】おすすめ勉強計画、参考書・問題集・過去問、合格に必要な勉強時間など【予備校講座】こちらの記事で詳しく紹介しています。

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