【行政書士試験対策】科目別目標得点と基本戦略【法令択一・一般知識・記述式】

【行政書士試験対策】科目別目標得点と基本戦略【法令択一・一般知識・記述式】

今回は、行政書士試験の合格点である180点を、科目別にどういう内訳で取るのを目標にすると良いのかを考えます。

全科目全力で満点を狙いに行くのは効率が悪いです。優先度の記事で似たようなことを書きましたが、ある程度科目別に強弱をつけて勉強するのがおすすめです。

関連記事:【行政書士試験 法令・一般知識】勉強の優先順位 効率よく合格レベルに達するためには、どの科目を優先して勉強すればいい?

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私の行政書士試験の科目別目標得点

基礎法学:1問

憲法:3問

行政法:15問

民法:6問

商法・会社法:3問

多肢選択式:20点

記述式:30点

一般知識:文章理解3問、情報通信・個人情報保護3問、政治経済社会2問

合計194点

ちなみに、私の平成30年度の科目別目標得点はこんな感じでした。一応、会社法が2問、多肢選択式が18点だった以外は全て目標達成出来ました。

関連記事:平成30年度(2018)行政書士試験 予備校の解答速報で自己採点 去年の178点不合格のリベンジ完了!?

行政書士試験 基本戦略

誤解を恐れず言えば、行政書士試験は、

  1. 一般知識の足切り回避
  2. 行政法・民法で稼ぐ
  3. 他は最低限の押さえ

この3つの条件を満たせばほぼ合格出来ます。

一般知識が簡単で助かる年や、没問が出て全員に加点される年などもありますが、これは結構運任せになりがちです。事前対策で高得点を狙うのが難しいのであまり考えなくていいかと思います。

よって、基本戦略としては

  1. 行政法・民法は全力で勉強して可能な限り高得点を狙う
  2. それ以外はそこそこの勉強・対策で必要最低限の得点を確保する

この2点です。

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行政書士試験「どういう得点配分で180点をクリアするか」について

基礎法学:1問

行政書士試験基本テキスト(1冊本)や過去問、『よくわかる行政法』などで仕入れた知識と現場思考で何とか1点取れば良しという感じです。

狙って2問取るのは難しいかと思いますし、狙う必要もないでしょう。

憲法:2問

憲法はなかなか重要な科目で、行政法・民法の次くらいの優先度でしっかり勉強します。

しかし、憲法は結構難しい問題が出題されることも多く、安定して高得点を狙うのは少し厳しいです。とはいえ、簡単な条文問題や判例問題が2問くらいは出ますし、いくつか選択肢を切れる問題も出るので、最低でも2問は正解したいところですね。

行政書士試験基本テキスト(1冊本)と統治条文の読み込みは必須、余裕があれば憲法の重要判例は別途「リラックス法学部の憲法重要判例解説」などで読みこみたいですが、行政法と民法の方が先です。

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行政法:15問

行政法は民法とともにテキスト選びから妥協せず、全力で勉強する科目です。そして、行政法の択一は高得点を狙いましょう。最低でも15問、出来れば16問以上は取りたいですね。

国家試験受験のためのよくわかる行政法』と条文読み込み、過去問演習などがしっかり出来ていれば取れると思います。

関連記事:行政書士試験 行政法のおすすめテキスト「国家試験受験のためのよくわかる行政法」択一も記述もこれ1冊でほぼ完成します。

民法:6問

もちろん民法も事前準備に全力を注ぐ科目です。目標正答数は6問以上です。

民法は難しい問題も出ますし、事例問題で出たりもするので苦手な人もいるかと思います。

憲法などとは違って『公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 民法1一総則・物権・担保物権[法改正対応版](スー過去)』を使い、高得点を狙って全力で勉強はするんですが、7問や8問を安定して正解するのは少し難しいと思いますので6問以上を目標とします。

関連記事:行政書士試験 独学 民法のおすすめテキスト・問題集「公務員試験 新スーパー過去問ゼミ 民法(スー過去)」択一も記述もこれでOK

商法・会社法:2問

時間がない人は捨てたりする科目ですが、そこまで難しい問題が出るというわけでもないので、出来るだけやっておきたいですね。

行政書士基本テキスト(1冊本)の商法会社法の部分と過去問の知識、あとはマーク運で2問取れれば十分と考えます。

多肢選択式:18点

憲法と行政法の勉強をしっかりとやっていれば18点は取れると思います。ここで高得点を取るには、判例と条文の読み込みを結構頑張る必要があります。

行政法・民法の記述式:30点

行政法と民法は最優先かつ全力で勉強しますが、記述はやはり出題運も大きく絡んできますので高得点を安定させるのは難しいでしょう。

ただ、高得点安定は厳しくても、行政法と民法の勉強をこのサイトでおすすめする方法でしっかりと勉強出来ていれば30点くらいは狙えるはずです。民法は1問は書きやすい問題が出ますし、行政法と残りの民法でも部分点が貰える程度には書けるようになっていると思います。

大切なのは、「高得点を目指して妥協せずしっかりと対策するけど、結果的に30点くらいになってしまってもOK」という気持ちで勉強することです。最初から「半分取れたら良いんだから」と手を抜いてしまうと危険だと思います。

関連記事:【行政書士試験】行政法・民法の記述式対策はどうするべきか。どの参考書・問題集がおすすめか

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一般知識:文章理解3問、情報通信・個人情報保護2問、政治経済社会2問

文章理解は難しい問題は出ないので全問正解を狙います。

情報通信・個人情報保護で2問が目標ですが、個人情報保護法の条文読み込みと、もともと持ってる自分の知識で何とか取れるはずです。

政治経済社会も常識や現場思考、普通にニュースをチェックしていたりするだけで選択肢が絞れる問題や解ける問題も出ますので、何とか2問取りましょう。

「何とか取りましょう」ばっかですが、一般知識は事前の対策の意味がほぼない科目なので仕方ありません。よほど法令科目が仕上がってやることがなくなったりしない限り、個人情報保護系の条文読み込み以外は手を付ける必要はないと思います。

文章理解と情報通信・個人情報保護で安定して5問取れれば、後は運(もちろん選択肢を絞ったり、その場でよく考えた上で)で1~2問は取れます。

また、出題運が良い年(要は簡単な問題がたくさん出る年)もありますので、それに当たれば高得点を期待できますが、狙うのは無理です。そういう年に受験できたらラッキーだったと思っておきましょう。

行政書士試験の一般知識等は、とりあえず足切り回避出来れば良しと考えて下さい。

関連記事:行政書士試験 一般知識対策 足切りを回避するために絶対にやっておいた方が良いおすすめの勉強(文章理解・情報通信・個人情報保護)

最後に

180点をどういう内訳で狙っていくのがおすすめかを紹介しました。勉強する内容を減らして180点ギリギリでの合格を狙うのが良いという話ではありませんので注意して下さいね。

科目の優先度や、本試験での難易度や出題の傾向から考えた、私なりの最低限の目標得点です。もちろん、行政法や民法は妥協せず勉強しますので、目標より取れる可能性は十分あります(私は行政法・民法択一28問中24問正解、記述式52点でした)し、「結果的には200点超えで合格しました」ということも十分ありえます。

よかったら参考にしてみて下さい。

関連記事:【行政書士試験 独学】おすすめ勉強計画、参考書・問題集・過去問、合格に必要な勉強時間など【予備校講座】

行政書士試験対策におすすめの参考書・問題集・過去問集、勉強法・勉強計画、私の行政書士試験受験体験記(178点不合格、234点合格体験記両方アリ)は、こちらの「行政書士試験対策・受験体験記」で全て公開しています。

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