平成30年度(2018)行政書士試験から一夜明け、予備校の解答速報も出揃ったようなので私も自己採点してみます。
去年の178点不合格の借りは返せるのでしょうか。一番の不安要素、一般知識の結果はどうなるでしょうか。
今年(2018年)の行政書士試験の受験体験記はこちらです。
行政書士試験 解答速報での自己採点結果【平成30年度(2018)】
左が目標正答数、右の色付きの文字が私の正答数です。
LECの解答速報で自己採点しています。
去年(2017年度)の行政書士試験は法令択一136点、一般知識28点、記述14点の合計178点で不合格でした。
法令
基礎法学:1問 2問
憲法:3問 5問
行政法:15問 16問
民法:6問 6問
商法・会社法:3問 2問
(※追記 自己採点のミスで上記より、行政法・民法・商法会社法の中でさらに2問正解していることが分かりました。多分、行政法民法の間違えたと思ってた6問中の2問だと思います。商法・会社法は一度マークした答えを変えたりもしてませんし、解答用紙にマークしたものと問題冊子のズレがないか確認したはずなので。実際は行政法+民法の全28問中24問正解だったということです。)
多肢選択式:20点 18点
記述式:30点 ?(※追記 52点でした)
私の記述式の解答
行政法44「B市に対し、不作為違法確認訴訟と、申請に対する処分の義務付け訴訟を提起すべき」
民法45「Cに対し、本件契約の申込みについて追認するかどうかの催告をし、追認拒絶という結果を得る必要がある」
民法46「贈与契約が書面によらないこと、甲の引渡しが終わっていないことを理由に、贈与の撤回を主張すべき」
一般知識
文章理解:3問 3問
情報通信・個人情報保護:3問 3問
政治経済社会:2問 2問
記述抜き合計:164点 174点
(※追記 実際は記述抜き182点でした。)
行政書士試験 自己採点後の感想
記述抜きの目標点数を少しだけですが超えることが出来ました。記述抜きで180点には届きませんでした。どの科目も大体は事前の目標どおりの得点ですね。
去年は試験後に後悔するようなミスで20点以上失ってしまったのでかなり落ち込みましたが、今年は「あー、あれミスったなぁ。何やってんだ」と後悔したのは問42のイの条文問題くらいでしょうか。
あとは自分の実力で取れる問題は全部取れたと思います。
憲法は解きやすかったですが、択一満点は運も良かったです。
行政法はもう本当に「国家試験受験のためのよくわかる行政法」さまさまですね。行政書士試験の行政法はこの本を読み込めばほぼ完成です。
関連記事:行政書士試験 行政法のおすすめテキスト「国家試験受験のためのよくわかる行政法」択一も記述もこれ1冊でほぼ完成します。
民法は
公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 民法1一総則・物権・担保物権
公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 民法2一債権総論・各論・家族法
の参考書部分をしっかり覚えたのが良かったと思います。(問題は解いていません)
高得点は取れませんでしたが、難化したと言われる今年度の民法でも9問中6問正解と最低限の得点は出来ましたし、記述問題も2問ともスー過去の参考書まとめ部分にバッチリ載っていたことが出題されましたので、大きく外さずに書けたと思います。
関連記事:行政書士試験 独学 民法のおすすめテキスト・問題集「公務員試験 新スーパー過去問ゼミ 民法(スー過去)」択一も記述もこれでOK
全然分からなかった商法・会社法も2問取れたのでよしとします。
今回も一般知識が足切りギリギリですが、自分の実力はちゃんと出せたかなと思います。去年みたいに「何であれ選べなかったんだ?ちょっと考えれば常識じゃないか…」と後悔するような不正解はありませんでした。
問56が予備校の解答速報で割れていますね。私はLECの解答速報と同じ4にしました。ずっと予備校間でも解答が割れてるし、没問になる可能性もあるのかな?
この問題が間違っていたとしたら、記述を抜いて170点になります。
私の記述の解答で3問合わせて10点未満ということは多分ないと思うので、マーク読み取りミスや勘違いマークなどがなければ去年の借りを返せるはず。
後は結果発表を待つだけですね。
追記:問56の個人情報保護法の問題は行政書士試験センターのホームページで「1、4、5が正解の可能性があるような問題になってたので没問とし、全員を正解とする」と発表がありました。
これで私の平成30年度行政書士試験の自己採点結果は記述抜き174点で確定しました。
(※さらに追記 合格通知書のハガキでは記述抜き182点となっていました。自己採点がミスっていたようです笑)
最後に
今年は試験の出来に関しては安心して良さそうなのでホッとしました。去年は合格発表まで、全く結果の予想がつかなかったからきつかった…。
自己採点で記述抜き164点で、普通の人なら「記述の部分点で16点は余裕でしょ」となるところ、私は記述が全然出来なかったんですよね。
どんなにキーワードの配点を考えても、部分点の合計が16点あるかないかという惨状でした。結果、記述は予想どおり14点しかなく、合計178点で不合格(笑)詳しいことは不合格体験記に書いています。
とりあえず行政書士試験が終わったので、空き時間に勉強する習慣がついているうちに次の目標を見つけたいですね。
※合格発表当日の記事はこちら
平成30年(2018年)度 行政書士試験 合格発表 178点不合格のリベンジなるか?
行政書士試験対策として、私が2年目にどんな勉強をしてきたかは以下の記事で詳しく紹介しています。
平成30年度行政書士試験の対策 独学の学習期間、学習時間、勉強計画(使用した参考書・問題集なども)
行政書士試験対策におすすめの参考書・問題集・過去問集、勉強法・勉強計画、私の行政書士試験受験体験記(178点不合格体験記、234点合格体験記両方アリ)は、こちらの「行政書士試験対策・受験体験記」で全て公開しています。