行政書士試験に234点で合格した私のおすすめ勉強計画・テキストはこちら

平成29年度行政書士試験の対策 独学の学習期間、学習時間、勉強計画(使用した参考書・問題集なども)

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行政書士試験合否通知書

あと一歩、及びませんでした。

平成29年度の行政書士試験に178点で不合格になりました。170点台で不合格になる人は結構いると聞いていましたが、まさか記述抜き164点で落ちることになるとは。。

そんな私がどんな計画で、どんな参考書・問題集を使って独学で勉強を進めてきたのかを書いていこうと思います。

追記:平成30年度行政書士試験に合格しました。(択一式182点、記述式52点、合計234点)

平成30年度(2018年)行政書士試験 合格通知書のハガキで驚愕の事実が判明&記述の採点基準は?

目次

私の行政書士試験の学習期間・1日の勉強時間・計画

学習期間と学習時間

8月から行政書士試験の勉強を始めたので、勉強期間は3ヶ月ちょいです。

法律の勉強は、大学で民法の単位は取りましたが、友達に借りたレジュメの一夜漬けでしたので何も理解していませんでしたね。したがって、法律のしっかりとした勉強は行政書士試験が初めてでした。

一日の勉強時間は平日2時間、休みの日は5時間くらいです。したがって総勉強時間は300時間前後でしょうか。もちろん、サボった日や頑張った日もあるので正確ではありませんが、大体これくらいです。

不合格になっておいてこう言うのも何ですが、行政書士試験の合格は、300時間くらいの学習時間があれば十分可能性があると思います。しっかりと無駄なく、勉強の計画を立てて実行できればですが。後述しますが、私の勉強計画(特に参考書選び)には無駄が多かった…。

万全の準備をして挑むなら500時間以上は確保したいところです。

関連記事:【行政書士試験】勉強時間の目安は?合格には600時間必要?半年?

どういう計画(順番)で法律科目を勉強したか

  1. 憲法
  2. 行政法
  3. 民法
  4. 商法(会社法は軽く)
  5. 記述

基本的には独学でこの順番で勉強しましたが、ほぼ行政法がメインでした。行政書士試験直前は、

  • 憲法条文
  • 行政法のテキスト
  • 民法のスー過去のまとめ部分

この3つは常に勉強することを意識していましたが、やはり消化しきれなかった感はありますね。特に民法はもっと勉強が必要でした。

択一は何となく正解出来る力は付きましたが、記述の時に知識が頭から取り出せないレベルだったので、記述で大苦戦しました。

基礎法学は特に何もしていませんでした。一般知識は個人情報保護関連の条文読みをやったくらいです。

行政書士試験 法令択一対策に使用した独学教材(参考書・問題集)

憲法

憲法は「憲法学読本」と「条文素読」がメインでした。正直、「憲法学読本」はいらなかったです。条文をもっと読み込んでおくべきでした。

本番で単純な条文問題を深読みして間違えてしまいました。これは完全に条文の知識(憲法74条)の正確さに自信がなかったからです。

行政書士試験の憲法は独学で十分対応可能だと思います。

行政法

行政法は「サクハシ」と「よくわかる行政法」を使いました。これも、「サクハシ」は不要でした。サクハシに使った時間を、よくわかる行政法に最初から使ったらよかったと後悔しています(笑)

そうすれば行政書士試験本試験の行政法の記述を、もう少ししっかりと書くことが出来たかもしれません。行政書士試験の行政法は「よくわかる行政法」を読み込んでおけばほぼ完成すると思います。

関連記事:行政書士試験 行政法のおすすめテキスト「国家試験受験のためのよくわかる行政法」択一も記述もこれ1冊でほぼ完成します。

あとは、行政手続法や行政救済法などはHPから印刷して、条文を読み込みました。結構細かく覚えたつもりだったのですが、試験直前は民法にかかりきりになってしまって、知識が少しあやふやになってしまいました。

民法

司法書士試験用の「オートマ民法1~3」、公務員試験用の「スー過去の参考書部分」を使っていました。範囲が広いというのもありますが、民法がいちばん勉強不足でした。

独学でやるのが多少心配でしたが、司法書士試験用のオートマ民法がわかりやすかったので、特に挫折はしませんでした。

民法もオートマをもっとしっかりと読み込んでおくか、背伸びせずスー過去に絞って完璧にするべきでしたね。択一は一応満点でしたが、記述がボロボロでした。

関連記事:行政書士試験 独学 民法のおすすめテキスト・問題集「公務員試験 新スーパー過去問ゼミ 民法(スー過去)」択一も記述もこれでOK

不法行為の基本条文が全く出てこなかったのは致命的でした。年数くらいは書きたかったです。債権者代位権とかが出てほしいなとか思ってたら見事に外れました。

商法(会社法)

「柴田の商法入門」を使いました。商法の部分だけ読みました。会社法は司法書士用のテキストなど読もうかと思いましたが、ちょっと時間がなさそうだったので過去問以外捨てることにしました。

結構勉強するのが苦痛の科目でした。

行政書士試験 記述対策に使用した独学教材(参考書・問題集)

合格革命の記述対策の本を使いました。条文知識の整理や記述の答え方、聞かれ方などが分かって結構勉強になりました。(記述の予想問題はことごとく外れていましたが…)これは今年もやろうと思います。

司法書士試験や司法試験予備試験のような難しい記述、論文ではないので、独学でも特に問題なさそうです。

行政書士試験 一般知識等の対策

個人情報保護法の条文をHPから印刷して読む以外には、特に何もやっていませんでした。IT関連もやった方がいいかとは思いますが、私はまあまあ知っているつもりだったので特に勉強しませんでした。

文章理解も、私はもともと現代文が得意ですし、行政書士試験に出題される問題自体もかなり簡単ですので何もしませんでした。本試験でも余裕でした。

一般知識等は個人情報保護系の条文とIT系を少し見る程度の対策が正しいかなと思っています。去年(平成29年度)の問題を見ても、一般知識等の勉強はほぼ不要と判断しました。

落ちた大きな原因の1つには、一般知識等のありえないミスが多かったというのもあるのですが、対策をしていたら正解出来ていたという知識面のミスではありませんでした。

したがって、今年も法令の条文を少し読む程度で、あとは本番の出題運に任せようと思います。

行政書士試験過去問・予想問題集

LECの過去問の「憲法」「行政法」「民法」「商法」の部分だけ解きました。一般知識等はスルーです。どうせ出ないし、時間の無駄かなと思っていたので。

各予備校が毎年出している予想問題集を使うことも考えましたが、結局使いませんでした。今年は余裕があれば使おうかなと考えています。

まとめ

全体的に「独学かつ時間がないのに、ボリュームのあるテキストを最初に選んでしまった」というミスが目立ちます。

実は、行政書士試験の受験を決めた時、「どうせなら司法試験予備試験か司法書士にもライフワーク的に挑戦するか?!」と思っていました。

そのため、行政書士試験の後にもつながるようなテキスト選びをしてしまいました。今年はこの辺に気をつけて、しっかりと基礎を固めて合格を狙いたいですね。

追記:受けてきました。今年(平成30年度)の受験体験記や使用参考書などの記事はこちらです。

平成30年度(2018)行政書士試験 受験体験記 去年の178点不合格のリベンジなるか?

平成30年度行政書士試験の対策 独学の学習期間、学習時間、勉強計画(使用した参考書・問題集なども)

行政書士試験対策におすすめの参考書・問題集・過去問集、勉強法・勉強計画、私の行政書士試験受験体験記(178点不合格体験記、234点合格体験記両方アリ)は、こちらの「行政書士試験対策・受験体験記」で全て公開しています。

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